海外展開にあたって、どのような課題がありましたか?
アトラスとしては、海外市場が拡大する中で、海外グループ会社との英語でのコミュニケーションが大きな課題でした。特にローカライズ業務やプロモーション業務において、英語対応力が問われる場面が増えていました。これまでは採用時に社内で独自の翻訳テストを実施していましたが、客観性に欠け、特にスピーキング力の評価が難しい状態でした。
PROGOSを導入されていかがですか?
セガサミーホールディングスからの紹介をきっかけに、PROGOSを導入することにしました。PROGOSはスピーキング力を測定できるだけでなく、客観的な指標として役員や採用担当者全員が納得できる結果を得ることができます。特に、従来の翻訳テストではスピーキング力を正確に測定することが難しかったため、PROGOSの導入が大きな解決策となりました。
採用プロセスでは、自宅などでPROGOSテストを受けられるようになり、時間や場所の制約を受けずに採用選考をスピーディーに進められるようになりました。
当社に新卒研修を依頼された背景を教えてください。
セガサミーグループでは、グローバル展開と人材の多様化を見据え、2022年度より【グローバル人財育成プログラム】を本格的に始動しています。アトラスでも、英語を使用する機会が増え、英語学習の重要性が高まっているため、新入社員に英語の必要性と学習方法を効果的に伝えるために、セガサミーホールディングの研修パートナーであるプロゴス社にご相談し、研修を依頼する運びとなりました。
新入社員研修を通じて、多くの参加者から「英語学習の必要性に気づけた」や「今後も英語学習を進めたい」といった前向きな意見が寄せられました。
今回の研修を企画してみて、英語学習をテーマにしたことはもちろんですが、新社会人のスタート期に自主的に勉強を続け、自己研鑽をすることの大切さを伝えられたことが何よりも良かったと感じています。これからも、社員が成長し続けるためのサポートを続けていきたいと思います。
PROGOSの導入後、どのような効果がありましたか?
PROGOSを導入したことで、誰もが納得できる客観的な基準が整いました。これにより、役員や面接官、採用担当間の合意形成がスムーズになり、採用や配属においても明確な指標をもとに判断できるようになりました。
今後の展望を教えてください。
今後は、PROGOSを活用してさらにグローバル人材の採用を進めていく予定です。語学力の高い人材を毎年数名採用することで、社内の国際化が進んできています。また、新卒採用においてもPROGOSを利用し、若手社員のグローバル対応力を強化していきたいと考えています。