「共通認識」を作りだすだけで、社員の5~7割が継続して受講

コスモエネルギー開発株式会社

cosmo

 

海外出張が多いものの、英語力不足が散見され、2015年より英語教育へ注力。
レアジョブ英会話の受講率を高く維持する運用施策、担当者が実際に受講継続することで得た効果をお話いただきました。

お話をうかがった方

コスモエネルギー開発株式会社
企画部 総務グループ
時田 千尋 様

課題

・多く技術者が海外出張や海外駐在する機会があるものの、英語力不足が散見された

解決策

・予約の取りやすさ、マイページの使い勝手など利便性が高いレアジョブ英会話を導入

効果

・社長からのメッセージもあり5割~7割くらいの受講率を実現・維持している

海外出張も多いため、英語力の底上げのためのオンライン英会話を導入

コスモエネルギーグループは、石油開発から小売販売までの石油事業を一貫して行うほか、総合エネルギー企業として風力や太陽光といった再生可能エネルギーも展開しています。コスモエネルギー開発株式会社の役割は、生産操業会社であるアブダビ石油、合同石油開発、カタール石油開発が安定かつ安全に生産が行えるよう統括することで生産量の維持拡大を図り、コスモエネルギーグループの事業展開を支えています。社員は20名程度で、主に海外で勤務している石油開発技術者と総務や経理などの事務職に分かれています。

事業内容ゆえに、技術者がアブダビやカタールへ出張や駐在する機会が多くあり、現地社員との会話は共通言語である英語となります。何とかコミュニケーションは取れてはいるものの英語がそれほど話せない社員が散見されました。

そういった背景から、「会社全体の英語力の底上げが必要だ」という意識を社長が持ち、2015年に英語教育へ注力するという指針を発表しました。そのとき社長が英語教育の手段として検討していたのが、オンライン英会話レッスンでした。そのため、まずは幾つかのオンライン英会話
サービスを比較することになりました。比較は、HPを見たり、資料を取り寄せたり、実際に無料体験レッスンを受けたりしながら行いました。


その中からレアジョブ英会話に決めたのですが、決め手は予約の取り易さでした。
英会話レッスンを受ける社員は、自分で自由に時間と場所を決めてレッスンすることになります。もちろん、できるだけ多く取り組みたいと
思っている社員が多いと思うので、なかなか予約が取れなかったり、予約が取れないからレッスンをお休みせざるを得ない日があったりすると、モチベーションが下がってしまうのでは、という危惧がありました。従って、予約の取り易さは重要な条件でした。また、レアジョブ英会話は
マイページ画面がとてもシンプルで使いやすかったので、これならサービスの利用が初めての社員も戸惑わないだろうと思い、決めました。



受講率が高いのは、積極的に英語学習に取り組むべきという企業風土だから

cosmo_1

レアジョブ英会話での英語学習は、自ら受講を希望した社員にだけ取り組んでもらっています。
おおよそ5割~7割くらいの受講率です。社長が、社員に対して「是非積極的に英語学習をして欲しい」という思いを持っており、時折そのメッセージが発信されることもあり、一生懸命取り組む社員が多くいるのだと思います。受講者の中には既に英語をかなり流暢に話せる社員もいますが、彼らは自分の英語力を保つためにレアジョブ英会話を使ってくれているようです。

もちろん、受講を希望した社員は業務と英語学習を両立しなければならないので大変です。
ただ、そんな中でも100%とは言わないけれど、できるだけたくさん受講して英語力を付けて欲しいという思いはあります。
そこで、月間の受講率が50%に満たない場合には受講料を個人負担にするというルールを設定しています。定期的にモニタリングサービスを
見て、このままのペースで受講すると50%に満たないのではないか、という社員を見つけるとリマインドをしています。自己負担になってしまう方はほとんどいないのですが、それは社長を中心に会社全体で「英語学習に取り組むべきだし、受講すると決めたら5割以上は必ず受けるもの」という方向性や共通認識があることが関係していると思います。他には、毎月各部の部長へ部下の受講率がレポーティングされるため、部長や部署のメンバーに「受講率が足りなかったと思われたくない」というプレッシャーがあるのかもしれません。

英語教育の担当者自身が、レアジョブ英会話のヘビーユーザー

cosmo_2

実は私自身は、会社で英語学習のための制度を導入する前の2014年からレアジョブ英会話のユーザーでした。現在は毎日1時間の昼休み後半30分を使って空いている社内の会議室を借りてiPhoneで
レッスンを受けています。会社で受ける方が仕事モードになっているため集中して取り組めるのです。

以前は毎日欠かさずレッスンを受けていましたが、最近は業務が多忙になったこともあり月20~25回のペースで受講しています。ただ、受講しない日が増えるとやはり英語がスムーズに出てこなかったり、英語脳に切り替えるのに時間が掛かってしまいます。なので、反省して翌月にはまた毎日継続・合計30レッスンを受けるようにするといった繰り返しになっています。

レアジョブ英会話を受講する前の秘書業務をしていた時は、海外から掛かってきた電話の内容がうまく聞き取れず悔しい思いをしていました。
しかし、レアジョブ英会話を受講する中でTOEICの点数は目標としていた800点に届き、最近は英語が必要なお仕事にアサインされる機会が増えてきています。具体的には、立命館大学と共同して行っているアブダビ首長国の高校生に日本語を教えるプロジェクトに参加して、交流会において英語で司会を担当したり、アブダビから来た女子大生の引率を担当したりしました。また、弊社と提携しているスペインの石油会社の方が来日した時に「英語を話せるなら是非来て欲しい」と飲み会に呼んでいただいたりもしました。

英語を通してキャリアの選択肢や仕事の幅を広げてほしい

今後は、社員の中でも特に海外と仕事をする機会が多い社員に対しては、短期集中の語学トレーニングを受けられるチャンスを与えるなど、英語学習の機会を増やしていければと思っています。
全員に対して同じ英語のレベルに到達することを要求したり、私個人に合っていた勉強法を押し付けたりすることはしたくありません。ただ、私自身が英語学習に取り組んだことによって仕事の領域を増やすことができた経験があるので、同じように感じてくれる社員が増えればいいなと思います。そのためには、まず何より自分が楽しんで英語に取り組んでいる姿を見せないといけないですね。

 

cosmo

コスモエネルギー開発株式会社

https://cep.cosmo-oil.co.jp/

コスモエネルギーグループの中核会社として、原油開発の生産維持・拡大を行いグループ全体の事業展開を支えているのがコスモエネルギー開発株式会社です。

ご提供したサービス

レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース

レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース

「レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース」は初級~上級者まで幅広く対応しており、受講頻度を毎日/月回数制で選ぶことで、対象者の学習ペースに柔軟に対応可能です。
便利な受講管理システム、ブラウザ内完結でレッスン受講ができるほか、リーズナブルな価格帯・大規模導入に耐えうる業界随一のキャパシティも企業研修に適しています。

関連事例

[ビジネス英会話]

株式会社アトラス 様

株式会社アトラスは、グローバル展開を進める中で、社員の英語スキル向上が急務となっていました。英語スピーキング力を含めた客観的な評価が必要とされ、PROGOS®を導入。グローバル人材採用時の判断基準として活用されています。今回は、アトラス経営管理部の担当者に、導入の経緯や成果についてお話を伺いました。

同志社女子大学 様

同志社女子大学は、キリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツを教育理念の柱とし、1876年に開設された「女子塾」を起源としています。かつて新島襄の妻・八重も教鞭をとったこの伝統校では、2年前からAI自動採点によるスピーキングテストPROGOS®を教科指導に活用しています。京都御所近くに位置する歴史ある今出川キャンパスで、英語英文学科の3人の方からお話を伺いました。

アサヒグループホールディングス株式会社 様

アサヒグループホールディングス株式会社(以下、アサヒグループHD社)は、国内最大手の飲料メーカーグループの持株会社として、グループのグローバル展開における経営戦略・経営管理を担っています。

日本企業から真のグローバル企業への変革を実現させるための人的資本充実を目指し、必須スキルとしての英語力強化と次世代経営人材の育成に課題意識を持たれていました。

課題意識の背景やプロゴス社との取り組みについて、HR部門の作川様と河口様にお話を伺いました。

株式会社ニュー・オータニ 様

 

東京オリンピックの開催や訪日外国人の増加をきっかけに全社的に英語力の向上が必要になり、レアジョブ英会話を導入。
導入の決め手、社員に継続して受講してもらうために担当者の旗振り方法、また英語力向上以外にもたらした効果をお伺いしました。

株式会社OTSL 様

 

日々の世界各国の技術者間での英語でのコミュニケーションが必須であると同時に、今後の外国人の人材雇用やグローバル展開を見据えて英語学習が急務に。
それまでは各自に任せていた英語学習も、会社が指揮をとり目標設定から、各層適した研修設計を行い、英語研修をゼロの状態から社内に英語研修を作り上げたその過程をお伺いしました。

ヤンマー情報システムサービス株式会社 様

 

国内での労働人口減少と飛躍的に向上するITニーズによる、国内IT人財の需給ギャップの拡大、海外市場の拡販に向けた、求められる人財像の変化に対応するために、英語研修を強化。

導入にいたった背景や、役職者から受講することの重要性についてお話を伺いました。

株式会社海遊館 様

 

世界最大級の水族館である「海遊館」などを運営する株式会社海遊館 。
インバウンド需要が増す中で、外国人のお客様に対する顧客満足度の向上、また社内の従業員満足度向上をきっかけにレアジョブ英会話を導入。一時的な短期的な施策ではなく、中長期施策としてのお取組み内容を伺いました。

ホソカワミクロン株式会社 様

 

企業グループの4分の3が外国人社員で構成されるホソカワミクロン株式会社。第1目標である、TOEIC750の到達者の次のステップとて英会話力を強化を目的としたレアジョブ英会話を導入。
学習の継続・習慣化が最難関と言われながらも担当者の工夫で受講率80%を維持し英会話力を向上させた施策についてお話いただきました。

株式会社キーレックス 様

 

要取引先の海外展開に伴い、海外事業の拡大、また自動車業界は100年に1度の大変革と言われており、事業環境の背景から社員の英語力向上が必要不可欠に。
講師派遣型からレアジョブ英会話への研修形態を変更したきっかけや
その後の効果、や今後の英語研修展開についてお話をうかがいました。

大晃ホールディングス株式会社 様

 

グローバルに事業展開するも、外国籍社員が日本語尾が優秀が故に、
“外国語を使える社員”と“日本語しか話せない社員”が二極化。
この状況から脱却するために試行錯誤しながら行った英語研修施策について、またその効果についてお伺いしました。

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせもお気軽に

03-5778-4310

※平日9:00~18:00までとなります

メールマガジン
登録のご案内

セミナーのご案内やコラムなど
様々な情報をお届けいたします。
ぜひご登録ください。