貴社の英語に関する課題についてお聞かせください
株式会社キーレックスは自動車車体部品・燃料系部品等を一貫生産する自動車部品メーカーとして、プレス、パイプ加工、溶接組立、塗装等、多様な生産技術で車体骨格部品の生産を行っております。お客様からの信頼を得るのが重要だと考えており、自動車メーカーの開発段階から提案型企業として開発に参画、各種の試験、解析等を元に提案を行っております。
主要取引先(マツダ株式会社)の海外展開に伴い、車づくりを支えるティア1メーカーとして、
顧客ニーズに応えるために海外への事業拡大が必須となりました。2004年に中国、2012年にメキシコ、2013年にタイへ工場を建設し、
海外出張や出向が当たり前の状況となる中、現地スタッフとのコミュニケーションツールとして、英語の重要性が高まりました。
また、自動車業界は、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やAI等、新たなテクノロジーやモビリティサービスへの取り組みが加速しており、100年に1度の大変革期と言われています。こうした事業環境を背景に、これからも企業として発展していくためには、これまで以上に社員の英語力向上に注力しなければならいない状況です。
レアジョブを採用した決め手を教えてください
もともと、社内で講師派遣型の英会話教室を実施していましたが、就業時間中での受講という形式をとっていたため、
突発的なトラブル対応や会議が入ってしまうなど、どうしても仕事優先となってしまい、参加できない社員が多くいました。
また、外国人の講師一人に対して、受講者は複数名いたため、一人あたりの話す時間が減ってしまい、
スピーキング力は期待していたよりも伸びていないという課題がありました。またそもそも能力向上を図る仕組みもありませんでした。
その他にも、本社のみで実施していたため、本社以外での勤務者には受講する機会が無く、不公平感のある教育であったと思います。
そこで、場所や時間にとらわれることなく、かつ自分の都合に合わせて受講ができるオンライン英会話に着目し、比較検討した結果、
「ビジネス英会話コースがあったこと」「講師の質が高いこと」、「上場企業なので安心してお願いできると感じたこと」などから
レアジョブの導入を決定しました。大手企業や同業他社などでの導入実績も豊富なので、安心してお任せできると感じました。
受講者様の反応や、効果はいかがでしょうか?
現在、海外で活躍している社員や、海外駐在を終えて帰ってきた社員などがモチベーション高く
継続して受講しています。業務上英語が必要となる社員には、短期語学留学プログラム
(フィリピン)に参加させているのですが、留学前にレアジョブで事前学習を行うことで、
スムーズに現地での学習に取り組めるような仕組みができています。
また、大卒内定者への入社前教育で、レアジョブを活用することで、
入社前から海外への意識づけができ、かつ内定辞退防止としての効果も出ていると思います。
今後、社員の英語教育に関してどのような展開を考えていますか?
今後海外での仕事が増えていくと予測される中、誰でも海外に行ける準備をしておく必要性があると感じています。
そのため会社として英語を勉強してもらいたい人に受講してもらえるような仕組みを考えております。
例えば、海外出張・出向予定者には業務の一環として英語学習に取り組んでもらう、社内教育の階層別教育で英語教育を入れる等、
初心者の社員が英語に触れることを目的に実行していきたいですね。
2024年に当社は創業100周年を迎えます。
次の100年も社会に必要とされ続ける企業体になるには、世界で活躍できる人財を育てていきたいと考えております。