導入事例 | 株式会社プロゴス

「対応できる」ではなく「積極的にお役に立てる」レベルの英語力を

作成者: レアジョブ広報担当|22/02/10 2:40

レアジョブ英会話を導入する前に、英語に関してどのような課題がありましたか?

東京、大阪、幕張にホテルを展開するホテルニューオータニでは、訪日外国人観光客の増加や
2020年開催の東京オリンピックに対応するためにも、全社的に英語力を向上させる必要がありました。近年、新卒社員はTOEICの高得点を所持していることが多く、英語に対するモチベーションも
高いです。しかし、業務と並行して彼らの英語力アップをサポートできる体制は整っていませんでした。また、中堅社員や役職者はオペレーションで使える程度の英語スキルはあるものの、よりハイレベルな英語対応を習得することで、緊急時などにもスムーズに対応できる体制を整える必要がありました。よって、全社員が実務において英語を積極的に使えるようになるレベルまで向上させたいという課題がありました。



企業英語研修としてレアジョブ英会話を採用した理由を教えてください。

これまでも英語力アップのための英語研修として、週に1回1時間の専任英語講師による対面式のレッスンを提供してきました。しかしホテルという業態上、シフト勤務のため特定の時間に定期的にレッスンを受けられない社員もおります。そこで、いつでもどこでもオンライン英会話を受講できるレアジョブを導入することに決めました。

ホテルでの英会話は臨機応変に対応すべきものも多く、さまざまなシチュエーションに対応できる英語力を養う必要があります。例えばWi-Fiに関する質問対応や、宗教上の食事に関する質問にも対応できるようになることが必要でした。


レアジョブ英会話であれば、その日に実際にあったシチュエーションをロールプレイで練習することもできるため、すぐに役に立つレッスンを受けられるという点が魅力だと思います。

英語研修をサポートするために研修担当者様が取り組んでいることがあれば教えてください。

社員にしっかり継続してもらうために、社内の掲示物にてレアジョブを利用している社員のコメントや成果を共有しています。社員の体験談を掲載することで、「あの人がやっているなら、やってみようかな?」と思ってもらうのが狙いです。

ちなみに私たち研修担当者もレアジョブを利用しています。自分で利用してみることでわかることも多いですし、利用している社員と一緒に成長していく一体感も味わえます。また、社内メールにて「レアジョブ通信」というものを配信しているのですが、自分で利用してみることで利用者目線の情報を発信することができます。また夏休み前の時などには「海外旅行の英会話教材を利用してみましょう」と呼びかけるなど、レアジョブを上手に活用するための情報を発信しています。

また社内でレアジョブ英会話を利用している社員に出会えば、受講状況や成果について聞くようにしています。やはり研修担当者は日頃から社員との信頼関係を築いていく必要があると思っています。信頼関係が築けていれば、新しい研修を導入した時にも興味を持ってもらうことができます。研修担当者から声をかけることでレアジョブ英会話に関する話題が広がっていき、社内的にも「レアジョブ英会話を受講して当たり前」という雰囲気がつくられてきていると思います。

導入して1年6ヶ月が経過しましたが、どのような効果がでてきましたか?

レアジョブ英会話を利用した社員からは、「外国人のお客様に積極的にお声がけできるようになった」という声が多いです。
日本人にはありがちですが、当社のスタッフの中にも英語で話すことに恥ずかしさを感じてしまう人が多くいました。そういった人たちも
オンライン英会話にて場数を踏むことで、英語に対する抵抗感が無くなったようです。ホテルマンとしては、YESやNOなどの単語で対応するだけではなく、お客様のご要望を深くまで理解してプラスアルファの提案ができるようになったことは、サービス向上にもつながっていると思います。

現在はオペレーション部門だけではなく、営業部門において「ビジネス英会話コース」を導入しています。営業部門では、出張前に集中トレーニングとしてレッスンを受講しているスタッフが多いようです。レアジョブのレッスンで準備をしておくことで、出張中のプレゼンやコミュニケーションで役立っていると言います。


英語力向上以外にも、レアジョブ英会話を導入したことで、社員ひとりひとりが「時間をいかに効率的に使うか」を見直すきっかけになったという意外な効果もありました。レッスンは1日たった25分ですから、「忙しくて時間が無い」という言い訳はできません。時間の使い方を意識するきっかけにもなりました。

当社としては、社内で実施しているオリジナルの英語試験で、全社員が一定水準以上の得点をとることを目標としています。これはオペレーション部門のスタッフだけではなく、管理部門も含めた社員全員に対する目標です。当社の社員は全員がホテルマンですので、今後の外国人観光客の増加や東京オリンピックに備えて、誰もが英語でお客様のお役に立てるような体制を整えていきたいと思っております。