貴社の事業内容と英語の必要性について教えてください。
当社は、ヤンマーグループにおいてIT戦略の実行を担う会社です。
ヤンマーグループがグローバル化のスピードをさらに速めていく中で、
当社はITを軸とした革新的な価値を創出することで、グループの事業成長を支えています。
外部環境を見てみると、世界人口は今後も増加傾向であり、それに合わせてヤンマーグループが
得意とする事業領域では、ビジネスチャンスが大きく膨らむことが予想されます。
一方で、日本国内の人口は減少傾向。当然、IT業界の労働人口も減ります。
IT活用に対するニーズが拡大する一方で、国内での人材の確保・発掘が難しくなっているのです。
そのため、当社のようなIT企業に求められるのは、海外企業とのアライアンスの強化、グローバルで活躍できる多様性のある人材の獲得など。現在、ヤンマーグループの海外売り上げ比率は50%程度ですが、2020年には60%を目指しています。
グローバル案件が増え、海外とのプロジェクトが増えると、社内の共通言語は間違いなく英語になるはず。
社員一人ひとりがAIやIoTといった最新の技術を取り入れることはもちろん、語学力を強化することも国際競争を勝ち抜く上で必須なのです。
レアジョブの「スマートメソッド®コース」を導入いただいたのはなぜですか?
業務で英語を使う社員は半数ほどですが、ビジネスで問題無く使える語学力を持ったメンバーとなると、全社員の10〜20%ほど。
’’まだまだ少ない’’というのが実情です。社員の多くは、リスニングは得意で、外国人のメンバーが話す内容は理解できます。
ただ、「正しいことを、正しい英語を使って話さなければ」という意識が邪魔をして、発言ができません。
たとえば海外企業とプロジェクトを行うときに、「英語ができないから」と役職者が話すことを避け、語学力のある若手社員に代わりに
発言をさせてしまうとします。すると先方からは「このリーダーは何もしない人だ。発言しないなら会議にいる意味は無い」と思われて、
信頼されません。また、“通訳係”のメンバーを通していては、グローバルビジネスのスピード感も遅くなります。
だからこそ、特に役職者に対して「臆せず英語で発言できるようになってほしい」と思っていましたし、そのためのきっかけづくりが
必要だと感じていました。そんなとき、レアジョブに提案していただいたのが「スマートメソッド®コース」です。
ちょうど、海外の工場を立ち上げるプロジェクトへアサインされる社員が語学力に不安を抱えており、短期集中で語学力を高めたい
というニーズを持っていました。そこで、まずはその社員と私が「スマートメソッド®コース」を受講してみることにしたのです。
「スマートメソッド®コース」を受講されてみていかがでしたか?
「スマートメソッド®コース」の一番の特徴は、多くの発話機会があることだと思います。
「今の語学力が乏しくても恥ずかしくない、まずは話してみよう」と開き直ることができました。
たとえばCD教材だと抑揚も一定のお手本的な英語が聞こえてくる一方で、「スマートメソッド®コース」では
先生ごとに微妙なイントネーションや発音の違いがあったので、その辺りもリアルなビジネスシーンに近くて良かったです。
受講中の4ヵ月間は、外せない予定が入った4〜5日を除いて年末年始も毎日受講していました。
’’スマートメソッド®コース』を受講するために早く退勤しなければいけない。
そのためにはどのように仕事の調整をしなければいけないか’’といった意識も持つこともできました。
また、コンサルタントの方に自分の現状を見てもらい、課題クリアのためにすべきことを客観的にアドバイスいただけた点も大きかったです。
受講されてみての成果を教えてください。
海外の工場を立ち上げるプロジェクトへのアサインが決まっていた社員は、これまでわりと受け身で、
海外メンバーとの会話では「わかった/わからない」「いい/それはいけない」といった言葉しか話せなかったそうです。
しかし、今では疑問に思ったことがあれば口に出して聞くことができるようになりました。
そのおかげで、今後課題となりそうなことへの対策を先回りして考えられるようになり、海外のメンバーには
「私たちの意見もしっかり聞いてくれるし、一緒に考えてくれる人だ」と信頼されるようになったそうです。
コミュニケーションが円滑になり、チームワーク良くプロジェクトに取り組めているのはひとつの成果ではないでしょうか。
今後、どんな方に「スマートメソッド®コース」を受けていただきたいですか?
短期集中型のプログラムなので、限られた時間の中で語学力を上げる必要のある方にぴったりだと思います。
マネジメントやリーダー層などの役職者に受けてもらって、海外とのプロジェクトでは上司自ら前に立って英語でコミュニケーションを取り、
プロジェクトを引っ張っていってほしいです。会社のカルチャーや組織風土を変えていく上では、役職者から変わっていくことが大切です。
役職者が「語学力を上げよう」とプログラムに一生懸命取り組む姿勢を見せることで、部下もやる気になり、英語を話すことが当たり前の
カルチャーが醸成されていくことを期待しています。
これから「スマートメソッド®コース」を受講する方、導入を検討されている方にメッセージをいただけますか。
教材を試す際に、「これで成果は出るのか」と不安になるかもしれません。
ただし、今回「スマートメソッド®コース」を受講してみて、2人ともスピーキングレベルが2つアップしました。
提供されるプログラムに沿ってしっかりと受講すれば、必ず成果が付いてくると明言できます。
成果保証もされているサービスなので、複数名で受講すれば「自分だけ成果を出さない訳にはいかない」と頑張れるのではないでしょうか。
管理画面も見やすく、日々ユーザーに役立つ機能がリリースされているので、さらに使いやすいサービスになっていくと思います。