【事例紹介】 限られた予算で誰に対してどのような研修を提供すべきか
2021.06.15
英語研修に問題意識を抱えている企業は少なくありません。特に多くの社員を抱える企業では「どの社員にどんな英語研修を行うべきか」「予算が限られた中で、誰に英語研修を行うべきか」といった悩みが多く見られます。
今回は、このような悩みを抱えた企業がプロゴスの英語研修サービスを導入した例を取り上げ、どのように問題を解消したかについて紹介します。
同様の悩みを抱えている企業の研修担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
限られた予算でどの社員にどんな研修を行うべきかわからない
B社は、自社の英語研修について「予算が限られている中で、どの層にどのような研修を与えればよいかわからない」という悩みをお持ちでした。
このような悩みは、B社に限らずかなりの多くの企業が抱えているようです。グローバル化が叫ばれる中で「英語研修が必要だ」と感じていながらも、研修に使える予算は限られており、誰にどんな研修を行うかを決定することが難しいのです。
企業によっては、社員の所属部門や英語力によって研修の優先度をつけているケースや、研修の必要性の高い従業
員に予算を振り、少人数に研修を実施するケースなどもあるようです。
しかし、たとえ同じ所属であっても社員によって英語力が異なったり、同じような英語力を持った社員でも業務で必要とされる英語スキルが異なったりすることも珍しくありません。また、「研修の必要性の高い社員」をどのように判別すべきか、という問題もあります。
つまり、社員に対して適切な英語研修を行うためには「現時点での英語力」および「業務で必要とされる英語力」をそれぞれ知る必要があるということです。
英語スピーキングテスト「PROGOS」の大規模受験
B社では、それぞれの社員に適切な英語研修を把握するため、社内で英語スピーキングテスト「PROGOS」の大規模受験を行いました。「PROGOS」とは、簡単に説明すると英語でのビジネスシーンでコミュニケーション能力を測るテストです。
B社では「PROGOS」の受験実施の際に、同時に社内で英語学習について以下の内容のアンケートを実施してました。
- あなたは普段どのくらい業務で英語を使いますか
- あなたが業務で英語ができないとどうなりますか
- あなたは英語を学びたい意欲はありますか
こうすることで、B社はテストの結果と個人の意欲・必要性という複数の観点から、どの社員にどんな英語研修を行うべきかを振り分けられました。最終的には、現状の英語力とアンケート内容をベースに社員に優先順位をつけて、適切な対象への研修実施を実現しています。
英語スピーキングテスト 「PROGOS」とは
「英語スピーキングテスト PROGOS」とは、ビジネス英語に特化したスピーキングテストです。1回あたり550円で受験可能で、結果はAIにより自動で採点されることが特徴です。以下でその特徴をより詳しく見ていきましょう。
国際的な外国語能力の指標「CEFR」に準拠
「PROGOS」は、国際的な外国語能力の指標である「CEFR」(※)に準拠して受験者の英語力を測ります。
※「CEFR」の詳細はこちらから
試験内容はビジネス英語が中心となり、ミーティングや面談、プレゼンテーション、ディスカッションなど、実際の業務で使う可能性の高い設問が用意されます。そのため、社員の英語力を「実務でどれだけ使えるのか」といった視点から把握することができます。
TOEIC®L&Rのスコアなどでは測ることが難しいスピーキング能力を、国際的な指標で評価できることが特徴です。
AI採点で結果が2分後にわかる
「PROGOS」は、AIにより自動採点されます。そのため、平均2分で採点が完了し、すぐに詳細なフィードバックも閲覧可能です。
また、受験者が結果を見られることに加えて、管理サイト上では研修担当者も結果の把握が可能です。テスト結果を基に英語研修内容を決めたり、結果をそのまま研修のクラス分けに活用したりできます。
オンラインでテストが完結
PROGOSの英語スピーキングテストは、オンライン完結かつ、マルチデバイスに対応しています。そのため、ネットさえ環境さえあれば、24時間どこからでも受験可能です。テレワーク化が進んでいる企業や、新型コロナウイルス対策として集団受験の実施を避けたい場合も、安心してテストを行えます。
「PROGOS」受験をおすすめできる企業例
「PROGOS」導入は、B社のように「社員の英語力を把握して適切な研修設計をしたい」といった場合の他、以下のようなケースにも勧められます。
- 社員のスピーキング能力を測定したい
- 社内に英語力の統一した指標を設けたい
先述の通り、「PROGOS」はスピーキング能力に特化して英語力を測るテストです。そのため、TOEIC®L&Rのスコアでは見えてこない「実務でどれだけ使えるのか」という部分を可視化できます。社員のスピーキング能力を客観的に理解したいという企業におすすめできます。
また、社内に統一の英語力の指標を設けたい場合にも、「PROGOS」はおすすめです。B社のように大規模受験をすれば、同じ指標から公平に社員の英語力を測ることができます。定期的に受験をすることで、同一指標で客観的に英語力の推移を見ることも可能です。
社員の実践的な英語力を把握して適切な研修を実施しましょう
限られた予算で適切な研修を行うためには、社員1人ひとりの英語力を適切に測ることが重要です。ビジネスシーンにおけるスピーキング能力を測る「PROGOS」は、社員の英語力を評価して分類することに役立つでしょう。
誰にどんな研修を行うべきか判断が難しい、社内の英語力を測る指標が必要だという場合は、「PROGOS」のスピーキングテストの受験を検討してみてください。
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