社員の実務的な英語力を伸ばすため、英語スピーキング力強化に特化した英語研修を導入する企業が増えています。しかし、スピーキング能力を定量的に測定することは難しく、どの社員にどのような研修をすべきかと悩む企業も多いのではないでしょうか。
今回は「社員のレベルと緊急性に合わせた、一貫性のある英語研修を行いたい」という企業の事例を取り上げ、プロゴスの英語研修サービスをどのように活用したのかについて紹介します。
E社は、全体の6割が外国人、国内外・部門問わず英語でのやり取りが多いという企業です。
しかし、特に日本人エンジニアの英語力が不足していることに問題意識を持っていました。
グローバルに展開するE社は、採用条件として一定以上のTOEIC®L&Rスコアを設けています。
そのため、社員のほとんどが英語の読み書きについては問題ありません。しかし、TOEIC®L&Rでは測れない「話す能力」が不足している状態だったのです。
E社は、過去にもスピーキング能力を向上させるための研修を実施しています。具体的には、オンライン英会話とオフラインのグループ研修を組み合わせてレッスンを行っていたとのこと。
しかし、この研修には問題がありました。問題の1つは、アウトプット力を可視化するツールがなかったこと。社員のスピーキング能力はどの程度で、研修によってどれだけ能力が向上したのかがわからなかったのです。2つ目の問題は、研修に一貫性がなかったこと。オンライン英会話とオフライングループ研修は、それぞれ異なるプログラムが組まれていたため、どのようなゴールがあり、どのような目的で研修を行っているのかが曖昧なままレッスンが行われていたのです。
E社は効果を実感できる英語研修を施すべく、大きく以下の3パターンに社員を分類し、6ヶ月間にわたり各対象者に適した研修を実施しました。
研修内容:レアジョブ英会話 ビジネス英会話コース+グループセッション
受講人数:16名
結果:10名が1レベルUP(※)
3. 英語学習の緊急性が非常に高い社員
受講人数:5名
結果:全員が1レベル以上アップ
なお、すべての対象者には、スピーキングテスト「PROGOS」も受けてもらいました。研修開始前、中間、研修完了後に大規模受験を実施することで、定量的な英語力の成長度合いが明らかになりどのコース・プログラムの受講者も、英語力が向上していることがわかります。
このように、より効率よく英語を習得するためには、まずは現在地を測定し、
その方の現在のレベルや目的によって、次のステップに進むための適切な学習内容の提供が必要となります。
※下記、レベル別動画をご参考くださいませ。
プロゴスでは、上で紹介したようにいくつもの英語研修サービスを提供しています。ここでは、今回E社で導入された以下の4つのサービス内容について、簡単に紹介します。
法人導入実績3,200社のビジネス英語を学べるオンライン英会話です。約6,000名の在籍講師の中から、厳選されたビジネス認定講師によるレッスンを受けられます。朝6:00~深夜1:00までレッスンが可能、マルチデバイス対応という利便性の高さが特徴です。
プロゴスでは、このようにさまざまなサービスを用意しています。
企業のニーズに合ったプログラムを選択・組み合わせることで、効果的な英語研修が可能です。
ここまで見てきた通り、プロゴスの大きな特徴は、スピーキング能力の測定を実施することで現状把握・分析を行った上で幅広い解決策を提案できる点です。多数の企業の英語研修のコンサルティングを行った経験や事例を基に、研修設計から提案までをサポートします。
もちろん、企業によって英語研修の目的は異なります。プロゴスでは、1社1社の最終的な英語研修の目的に沿って、どのようなスキルをどのような層に身に着けてもらうかを企業の研修担当者様とともに考えます。現状レベル・目的・必要性それぞれに適した学習プログラムを提供できるため、効率的・効果的に英語力を伸ばせるのです。
社員の実務的な英語力を伸ばすためには、スピーキング能力を可視化することと、必要性に応じた適切な英語研修を実施することが大切です。
プロゴスでは、1社1社の企業のニーズに合わせて、効果の出る研修計画を立案し、適切な学習プログラムを提供します。英語研修の設計に悩む企業の担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。